2014/08/19

Scientometrics誌に掲載されました

当プロジェクトの研究成果の一部となる論文が科学計量学の専門誌Scientometricsに掲載されました。

Influence of researchers’ international mobilities on publication: a comparison of highly cited and uncited papers
Yasuhiro Yamashita, Daisuke Yoshinaga

http://link.springer.com/article/10.1007/s11192-014-1384-6

2014/07/30

第九回ワークショップ スライド

第九回ワークショップ「ライフサイエンス分野研究動向の可視化  − 新たな医療分野の研究開発体制に向けての試み −」で使用いたしましたスライドをSlide Shareで公開いたしました。下記リンクよりご覧ください



http://www.slideshare.net/MasashiShirabe/visualization-of-life-science-research-by-using-mesh-and-gis-technique

2014/06/12

第九回ワークショップ「ライフサイエンス分野研究動向の可視化  − 新たな医療分野の研究開発体制に向けての試み −」のご案内


配布資料暫定版(会場でも最終版を配布いたしますのでお持ちいただく必要はございません):
#資料内のGIF動画はPDFの仕様により静止画となっています。
#PDFですが、20MB弱ですので、ダウンロードにはご注意ください。
https://db.tt/TKdhLY61


 私ども「ファンディングプログラムの運営に資する科学計量学」プロジェクトにおいてこれまで蓄積してきたデータおよび開発した手法のいくつかを統合してご紹介する「ライフサイエンス分野研究動向の可視化  − 新たな医療分野の研究開発体制に向けての試み −」と銘打ったワークショップを企画いたしました。
 今回は、学術論文データベースから抽出・加工・蓄積したいくつかのデータおよび米国特許データベースからオリジナルに作成したサイエンスリンケージデータを対象として、研究助成機関の実務家や政策策定者が利用できるような可視化を試みております。
 可視化の対象とした分野はライフサイエンス分野です。今回は、マクロな可視化として分野全体を、またミクロな可視化として多能性幹細胞研究領域をご紹介いたします。副題が誇大広告とならないか心配ですが、新たな医療分野の研究開発体制(いわゆる日本版NIH)が設置されようとする現在、科学計量学からこの動きにどのように貢献できるか、私どもの成果を肴に可能性を検討いただければ幸いです。
 また、今回は三人のコメンテーターをお招きしております。それぞれ、政策実務、研究マネジメント、研究現場の視点をお持ちの方々で、さらにフロアにおいでくださる研究助成機関の実務家および関連分野の研究者の皆様を加えて、多面的にご議論いただくことを図りました。
 つきましては、以下の要領で開催いたしますので、関係皆様方ぜひお申込み、ご参加ください。なお、現在、ワークショップの内容をUstream等で動画配信できないかに検討しております。参加を希望される場合には、その点は予めご了解ください。(準備の都合によりUstream等による配信はいたしません)
 ちなみに、下には可視化の例を載せておりますので、よろしければ、ご覧ください。

プロジェクト代表 調 麻佐志

日時:201474日金曜日 18:00-20:00
場所:霞が関ナレッジスクエア 西館2Fスタジオ (東京都千代田区霞が関3-2-1)
本ワークショップのページ:
参加のお申し込みについて:
 下記URLページに簡単な概要と申し込みフォームへのリンクがあります。
73日正午まで。なお、定員となり次第、締め切りとさせていただきます。会場に余裕がある限り、当日飛び込みのご参加も歓迎いたします。ただし、その場合でも事前申し込みをなさった方を優先することを予めご承知おきください。

プログラム(予定):
研究報告「ライフサイエンス分野研究動向の可視化」 (35分)
  • 調麻佐志(東京工業大学理工学研究科)
コメンテーターによるコメント(各15分、コメント順は予定) 
  • 八代嘉美氏(京都大学・iPS細胞研究所・上廣倫理研究部門)
  • 仙石慎太郎氏(京都大学・物質-細胞統合システム拠点・イノベーションマネジメントグループ) 
  • 菱山豊氏(内閣官房健康・医療戦略室)
フロアを交えてのディスカッション(40分)

生命科学分野におけるわが国の論文シェア推移(2000−10年移動平均)


多能性幹細胞研究領域における各年登録の米国特許に引用された論文数推移(登録年2001−11年移動平均)


ライフサイエンス分野における「科研論文国内シェア」−「厚労科研論文国内シェア」(2010年単年度、謝辞より助成情報を抽出)

*予算規模の違いには注意が必要 


2014/04/22

2013年度の当プロジェクトからの学術的な成果

●国内誌(査読付)
標葉隆馬林隆之2013)「研究開発評価の現在-評価の制度化・多元化・階層構造化」科学技術社会論研究,No.10, 52-68.
調麻佐志2013),「科学計量学と評価」、科学技術社会論研究,No.10, 16-27.
林隆之2014印刷中)「大学の機能別分化・強化と評価指標の課題」『研究技術計画』, vol.29, No.1

●国内誌(査読なし)
・岡村麻子, 標葉隆馬, 野澤聡, 原泰史, 深谷健, 小林信一 2013, 科学技術イノベーション政策研究の様相 研究・技術・計画,Vol28No.1, 9-22
調麻佐志2013),「科学技術イノベーション政策のための科学」,研究・技術計画,Vol28No.197-105.

口頭発表(国内会議 3 件、国際会議 3  件)
標葉隆馬、川島浩誉、調麻佐志2013)、「神経科学分野を事例とした計量分析」研究技術計画学会第28回年次学術大会
隆之2013)、「我が国のファンディング・プログラムの制度間構造と研究促進効果」研究技術計画学会第28回年次学術大会
吉永大祐、山下泰弘2013)、「共著ネットワークを利用した若手研究者のキャリア形成分析」研究技術計画学会第28回年次学術大会
Masashi SHIRABE (2013), Approach to identify SCI covered publications within non-patent references in patents, Proc. of 14th International Society of Scientometrics and Informetrics Conference, 123-135.
Yasauhiro Yamashita and Daisuke Yoshinaga (2013), To what extent can researchers' international movement be grasped from published data sources, Proceedings for 14th International Society of Scientometrics and Informetrics Conference, 1681-1695.
Takayuki Hayashi (2013), University research evaluation in Japan: current status and new challenges, G8 Working Group on Research Assessment, 31 October-1 November 2013 in Tokyo.
ポスター発表(国内会議 0 件、国際会議 1 件)
Kawashima H. and Shirabe M., Granular and Exclusive Clustering of Scientific Journals with Constraints by Essential Science Indicators, STI conference 2013, Sep. 2013, Berlin.

Scientometrics誌に掲載されました

当プロジェクトの研究成果の一部となる論文が科学計量学の専門誌Scientometricsに掲載されました。

Identifying SCI covered publications within non-patent references in U.S. utility patents

Volume 101, Issue 2 (2014), Page 999-1014

Masashi Shirabe
http://link.springer.com/article/10.1007/s11192-014-1293-8

2013/08/07

国際会議発表(14th International Society of Scientometrics and Informetrics Conferens: ISSI 2013)

Masashi Shirabe, Approach to Identify SCI Covered Publications within Non-patent References in Patents, Proceedings of ISSI 2013, 123-135. (査読付き)

発表スライドはこちらよりダウンロード可能です。

2013/02/27

第八回ワークショップのお知らせ

以下のように、当プロジェクトの進捗状況を報告いたしますワークショップを企画いたしました。
ご参加を希望される方はこちら(クリックすると申し込みページが開きます)よりお申し込みください。 

(記)
日時:平成25年3月15日(金) 午後5時より午後7時50分まで
会場:東京工業大学田町キャンパス キャンパス・イノベーションセンター 多目的室4 
東京都港区芝浦3-3-6 JR田町駅徒歩1分
アクセスマップ(http://www.cictokyo.jp/access.html)

趣旨:
当プロジェクトの進捗状況を報告するとともに、今後の方向について実務家の方々からご意見をいただく。


プログラム(敬称略):

開場(16:30)
全体説明および報告(17:00-17:20)
実用レベルに達した米国特許における学術論文引用を同定する手法」
調麻佐志 (東京工業大学 理工学研究科)

報告

「研究者の地理的・分野的移動の追跡-bibliometricsによる挑戦」(17:20-17:40)
山下泰弘, 吉永大祐(山形大学) 

「研究活動の計量書誌学的把握のための研究領域分類」17:40-18:00
川島浩誉(東京工業大学) 

質疑(18:00-18:20) 

休憩(18:20-18:30)

「研究評価の制度化と多元化/サイエンスマップの可能性-神経科学分野をケースとして」(18:30-18:50)
標葉隆馬(総合研究大学院大学) 

「ファンディングプログラムの効果と指標設定:謝辞分析による構造把握とサーベイ調査(途中経過)」(18:50-19:10)
林隆之(大学評価・学位授与機構) 

質疑および全体討論(19:10-19:40)

閉会の挨拶(19:40-19:50)