2012/01/10

第二回ワークショップ(「ファンディングプログラムの運営に資する科学計量学」)


以下のように、第一線の研究者をお招きして政策におけるエビデンスとしての科学の使われ方に関するワークショップを公開シンポジウムの形式で企画いたしました。
ご参加を希望される方はこちら(クリックすると申し込みページが開きます)よりお申し込みください。

(記)
日時:平成24年2月18日(土) 午後2時より5時まで
場所:JST東京本部別館 1階ホール
東京都千代田区五番町7 K’s五番町 市ヶ谷駅徒歩3分
アクセスマップ(http://www.jst.go.jp/koutsu.html )

テーマ: 政策のエビデンスとしての科学 - 役割と課題

趣旨:
科学者が政策の現場からエビデンスを求められても、それをシンプルな科学的合意事項として提供することには様々な困難がつきまとうと考えられます。現代の科学技術自体や科学技術を巡る社会・自然の状況を考えれば、エビデンスそのものが複雑になり、すなわち、専門家以外にはなかなか理解しがたいものとなることも避けがたいといえます。このような状況において、政策の現場では、科学的なエビデンス、とりわけ定量的なエビデンスへのニーズは益々高まっており、一連の「科学技術イノベーション政策のための科学」プログラムに脚光があたっております。
複雑な状況の中で作られつつある科学的知見を提供する第一線の研究者が見た科学的エビデンスについて学び、さらに議論を進め、政策のためのエビデンスについての理解と対話を共有することを目的とし、本ワークショップを企画いたしました。


プログラム(敬称略):

開場(13:30)

開会の挨拶(14:00-14:05)

講演(14:05-15:25、各ご講演QAを含み40分)

地球温暖化政策とエビデンス(仮題)
江守正多(国立環境研究所地球環境研究センター)

スパコン開発とエビデンス(仮題)
牧野淳一郎(東京工業大学大学院理工学研究科理学研究流動機構)

コメント(15:25-15:40)
「数量化、政策のための定量化」の陥穽~ポーターの「数値への信頼」より 
藤垣裕子(東京大学大学院総合文化研究科)
休憩(15:40-16:00)
総合討論 (16:00-16:55)
閉会の挨拶(16:55-17:00)